桑の葉攻略法

写真説明
丸い葉っぱ
桑には、丸い葉っぱと先が分かれた葉っぱと2種類あります。

どこに生えているのか不安になりますが、
子供は桑の実を食べたりするので、
意外と知っているようです。
地域限定ですが、大清水小学校付近の桑の木マップを参考にして下さい。
先が分かれた葉っぱ
ただ、注意しなければいけないのは、
殺虫剤がかかっている葉っぱを食べると
蚕が死んでしまうことです。
育てている途中で、殺虫剤の散布が行われることもあります。
白い粉のような物がついていたら、控えた方がよいかもしれません。
桑の木マップには、実際に使ってみた場所と
「殺虫剤はまいていません」と教えていただいた場所を載せましたが、
十分気をつけて、よく洗ってから使ってください。
保存の方法 桑の葉は、枝を濡れたティッシュで巻いて、保存用ビニール袋(ジップロックなど)に入れて、冷蔵庫の野菜室に入れておくのが良いようです。
写真は3日前に採った桑の葉。まだ新鮮。

蚕に与える時は、水気を良く拭いてから与えてください。

桑の葉の観察
 
桑の葉を生まれたばかりの蚕に与えるには、 蚕の体長の幅に切って与えるのだそうです。
また、桑の葉の乾燥を防ぐために、蚕が小さいうちは、 飼育箱にパラフィン紙をかけると書いてありました。

でも、パラフィン紙をかけたら、蚕が苦しそうだね、
葉っぱを小さく切ったら、桑の葉がすぐに乾燥してしまわないかな、と 疑問がわいてきました。

そこで、本当はどうなのか実験してみました。


1. 刻んだ葉っぱと、そのままの葉っぱがどのくらいの時間で萎れるか調べる。
2. 1.の両方の葉っぱに、パラフィン紙をかけたものとかけないものを用意して、どのくらいの時間で萎れるか調べる。
3. そのままの葉っぱには、やわらかい葉っぱと普通の葉っぱを用意して、パラフィンをかけない時に、
どのくらいの時間で萎れるか調べる。


上の3つについて、昼間の11時半から3時まで、3時間半かけて調べてみました。









葉っぱは、トレイの一番左がパラフィンをかけたもの。 真ん中が普通の葉っぱ、右が柔らかい葉っぱです。
写真撮影のために、最初の写真以外はパラフィンをはずして写しています。


一番左以外は、30分後からすでに葉のまわりが縮れてきています。
パラフィンをかけた葉っぱは2時間たっても、葉が縮れていません。


実は、蚕の卵が孵ったばかりの6月5日にも同じことを調べましたが、
写真の数が十分でなかったので、7月31日に撮り直しました。
この日は、湿度が高く、思ったより長い時間、葉っぱの鮮度が落ちませんでした。


葉っぱの縮れ具合は写真を見れば一目瞭然ですが、
手触りは、一番右の柔らかい葉っぱが、2時間半たった後も柔らかいままでした。



刻 
ん 
だ 
葉 
っ 
ぱ 

実験する前は、花瓶に挿しておいても1日で枯れてしまう桑の葉を、 刻んでしまったらすぐにカラカラになってしまうだろうと思っていました。



葉っぱを刻むのは蚕が小さいうちだけなので、やわらかい葉っぱを選んで刻んでみました。



刻んでいない葉っぱも、柔らかい葉は12時50分までは、あまり縮れていませんが、
刻んだ葉っぱも同じ時刻までちゃんとしています。




結局、刻んでも刻まなくても、柔らかい葉っぱならパラフィンをかけなくても1時間半は大丈夫。
パラフィンをかけていれば、2時間半くらいもつということがわかりました。