つぶやきの間

2001年1月

 

11月30日(金)

初冬の陽だまりの中で友とのお喋り。

最近の親子関係について言うと

30代だというのに親とべったり

どこに行くのも一緒などという話を聞く。

親が離せないのか子が離れないのか?

多分これは、小さい頃しっかりした親の愛情を掛けないで育てたツケが

こんな形で現れているのではないかと思う。

自立は親の傘下から身を引く事だから。


11月29日(木)

『オペラ座の怪人』を鑑賞。

ドラマのように話の展開に面白みがある訳ではなく

極めて内面的で、且つ芸術性の高い作品だと感じた。

アンドリュー・ロイド=ウェバーの繊細な旋律

それを歌い上げるクリスティーヌの澄んだ声。

彼女を挟んで愛を繰り広げる二人の男性

怪人と子爵ラウル。

この三角関係は非常に奥深く考えさせられるものが多い。

もし自分がクリスティーヌの立場だったら

愛する人の命を救う為に、怪人の愛を受け入れられるだろうか?

だからと言って怪人の愛を拒否し

愛する人をみすみす死に追いやる事ができると言うのか?

ここでは彼女が怪人の愛を受け入れ

その結果、愛する人ラウルの命と愛までも手に入れる事ができた。

ここまで怪人の心を詠んでいたとしたら

なんと強かな女性だろうか?

そして又、ラウルは何もしないで命と彼女の愛を手にし

残された怪人は、彼女への切ない愛の苦しみだけを手にした。


-『オペラ座の怪人』より子爵ラウルの気持ち-

生と死の狭間で

俺は何を祈ったのだろう

愛する女が自身の死をも覚悟で自分を選んでくれることをなのか

だが彼女が目の前で決断した事それは自分を見捨てること

もしそれを責める事が出来るとしたら

今生きているというこの事実を否定しなければならない

愛するということは死ぬか生きるか

それだけ切羽詰った行いなのだから

by Chiru

<オペラ座の怪人ストーリーURL>
http://www.shiki.gr.jp/applause/operaza/story.html 


11月28日(水)

暮れに慌てないように

少しずつ片付けを始めた。

物が整理されていくのは

とても気持ちが良い。

この、物を分別するという能力は

動物の中でも人間だけに与えられたものだという。

もしかして片付けの苦手な人間は

極めて他の動物に近いという事が言えるかも知れない。


11月27日(火)

夢から覚めて銀行廻り。

まさに現実に引き戻された。


11月26日(月)

今朝の二時過ぎ家に着いた。

従って午前中は使いものににならない・・・。

やっと頭が冴えてきたのはもうお昼過ぎ。

身体的な遊び疲れと同時に、夢の世界から現実に引き戻された精神的な疲れ

早く夢から覚めなくちゃ。


11月25日(日)

ディズニーリゾートは夢がいっぱい詰ったところ。

シーはランドのような可愛らしさは無く少しワイルドな感じがする。

だがランドにはない工夫と配慮は魅力がある。

先ず水のみ場やトイレが多くアルコールのあるお店が多い事。

そして人気のあるアトラクションは予約制(FP)にもなり

何といっても中にあるホテルはシーの一部になっているという事。

今回は思ったより空いていて(FP)の取れる

「センター・オブ・ジ・アース」=(スプラッシュマウンテンと

ビッグサンダーマウンテンを一緒にしたようなもの)

「インディ・ジョーンズ・アドベンチャー」=(スペスマウンテンに似たも

の)「マーメイドラグーンシアター」=(サーカスのようなもの)

の三つも乗ることが出来

「ストームライダー」=(キャプテンE・Oのようなもの)

「アクアトピア」=(移動方向不明のボートのようなもの)

「マジックランプシアター」=(3D)等も楽しめた。

食べ物はチキングリルやカレー、パイ、ポップコーン等で

特別美味しくは無いがその場所の雰囲気で食べるのでまあ良しといった感じ。

中でもポップコーン等の入れ物はオリジナルで可愛く

みんな首から下げているのが一体感を感じる。

そしてフィナーレは音と光と水のショーで

ミッキーの登場と火山の噴火といった演出で

あちらこちらから歓声があがった。


11月24日(土)

表参道の「アニバルセル」は今回二度目。

シャガール贔屓のオーナーが

絵の題名から取ったというビル。

贈り物用の品々が並ぶ中

シャガールの油絵「アニバルセル」=「誕生日」をはじめ

数多くの絵が展示されている。

今回この作品が二枚見つかったという事で

一枚は「ニューヨーク近代美術館」の所蔵されていて

今回「上野の森美術館」で開催された。

偶然にも同じ日にその二枚を観ることができ

感動は押えられない。


11月23日(金・祝日)

東京はいつでも活気がある。

活気は人が作り出すもので

町には人が溢れている。

そういう中で物も成長して

人もさらに成長していく。

恵比寿で見たバカラのシャンデリアも

同じくパリの活気の中で

成長した賜物に違いない。

それを今ここで共有できたことに

とても喜びを感じる。


11月22日(木)

たったそれだけの言葉で

気持ちが解きほぐされる。

たったそれだけの事で

気持ちがねじれる。


11月21日(水)

溜まったカンや瓶を捨てる。

ただそれだけでこんなに気持ちが良い。

でもまた溜まる。


11月20日(火)

誰かの為に何かをする

偽善者かもしれないと思いながら

ただ喜ぶ顔が見たくて・・・。


11月19日(月)

人って急に変な行動をする。

何かに突き動かされるように

その事意外何も考えられなくなり

気持ちが焦って突き進む。

そんな自分がたまらなく愛しい。


11月18日(日)

私がシャガールを好きな訳。

最初何の理由もなくただただ惹かれた。

そして後で解った事は

シャガールの絵は愛の探求だった事。


11月17日(土)

オータム病に・・・

完全にかかっている。

オータム病とは私が名づけた私個人の精神状態。

哀愁の秋。


11月16日(金)

一週間が本当に早い。

何も進まず何も生まれないまま・・・。

こうやってただ時間が過ぎていくのが怖い。


11月15日(木)

髪の毛を切った。

セミロングの髪がうっとうしくなった事と

少しイメージを変えたかったから・・・。

だがいつも思うに自分のイメージしたスタイルを

説明するのは難しい。

案の定、全く違うものになった。

今はイメージが変ったどころか

一日も早く髪が伸びるのを

ただただ待つ自分がここにいる。


11月14日(水)

狂牛病の牛が見つかってから約二ヶ月が経つ。

その後には狂牛病の牛は見つかっていない。

たった一頭というのは良かったと思わなくては

いけないのだろうが

既に誰かの胃袋に納まったのかもしれないとすると

どうにもやり切れない話だ。

我が家では肉だけでなく野菜等も

どこの誰がどんな方法で作ったかが

表示されているものを配達して貰っている。

食べ物は私達の生命に拘わる一番大事なものだからこそ

それらのルーツを知る権利がある筈なのに

そういう事はないがしろにされているのが悲しい。

スーパーに並んでいるものも一日も早くそうなる事を

祈らずにはいられない。


11月13日(火)

新しい飲み物を考案した。

自然の甘味を持った紫米とうるち米の甘酒と

日本酒を3:1位にブレンドした飲み物。

思いついたのは、以前飲んでとても美味しかった

「どぶろく」を忘れられなかったからだ。

何とか手に入らないものかと思ったのだが

保存が難しい為、店頭には出せないという事らしい。

この味を舌が知ってしまったところに

あの麹の甘酒を思いつき早速注文した。

日本酒を混ぜたらきっとあの味になると信じて・・・。

思いは的中した。

私にとって苦手な、日本酒独特の鼻にツンとくるのをおさえ

まろやかな口当たりとなって広がった。

冷たい飲み物だが寒い時に似合う

私の友になりそうだ。


11月12日(月)

年賀状の季節が又やってきた。

今年はPCで作ろうかと思い乍ら

PCで作られた年賀状のなんと味気ない事かと思う。

日本のこの風習は形を変えながらも

こうしていつまでも続くのだろうか?

宛名までもが印刷されたものが届くこの風習が・・・。

USAでは炭素菌のテロでXmasカードが自粛されるそうだが

日本も自粛を考えた方が良いのではないか!


11月11日(日)

車で1時間半山道を走り温泉へ。

紅葉は未だなのか落葉樹が少ない精なのか

山はあまり色づいていなかった。

だが秋が深まった山道のドライブは気持ちがいい。

そして露天風呂は私の心と身体を癒してくれた。

何も考えず何も語らずただぼんやりと現実から離れる。

これからもなるべくこういう時間を積極的に作りたい。


11月10日(土)

人はそんなに簡単に死にはしない。

いくら人間は不完全だと言っても

生命力というものは計り知れない筈だ。

だがそれとは逆に、もしかしたら人は

簡単に死んでしまうのではないかと考えたりもする。

心配な余り気持ちが弱くなって悲観的になる。

それは多分、そうなっては困るという気持ちの裏返しなのだと思うが

困るのは私自身であることに気がついてはっとする。


11月9日(金)

また秋雨が寂しく降っている。

晴れた日は気持ちがいいが雨も嫌いじゃない。

こんな日に一人で家にいるのはとても心地いい。

私は案外昔から一人でいるのが好きだ。

もしかしたら他人からは想像もつかないかもしれない。

普段人といる時はすごく明るく振舞うから・・・。

それはその場の雰囲気を良くしようと努力しているのも事実だ。

だから一人でいるとすっと肩の力が抜けて解放される。

たぶん私にはたった一人の世界があって

そこではあらゆる思考が渦を巻き

どんどん奥に入っていけるからかもしれない。


11月8日(木)

大好きな人とずっと一緒にいられる
けれども愛が冷めていく・・・

大好きな人となかなか逢えない
けれども愛が続く・・・

さてあなたならどちらを選びますか?


11月7日(水)

昨日の断食を続けるつもりは無いが

吐き気は治まらない。

だが日本の食は素晴らしい。

梅干しとおかゆが喉を通った。

日本人に生まれて良かった。


11月6日(火)

朝、頭が割れそうな頭痛と吐き気で目が覚めた。

いきなりトイレで数分過ごし

後はベッドで一日過ごし


11月日(月)
私には変な癖がある。

本当に困ってしまった時。(これはたぶん)

ヘラヘラ笑ってしまう事。

自分では気が付かないのだが

どうもそうらしい。

どうしてこういう時に笑うのか?・・・と

又、注意されてしまった。

傍から見るととても不謹慎らしいが

当の本人は真剣なのだから始末が悪い。

何も可笑しくて笑っているのでは決して無い。

どういう訳かそうなってしまうのだ。

だからきっと直りそうに無い。


11月4日(日)

人は老いて自分が解らなくなった時

その人の生き様が怖いほど出る。

その人の行き方が死に方だと聞いた事があるが

まさしくその通りだ。

自分はどう死にたいか・・・と考えた時

今の生き方が問われる。

やはり「感謝」・・・

この一語に尽きると思う今日この頃だが

残念ながらまだまだ修行が足りない。


11月3日(土)

一人の人間が一生、生きていく中で

一体どれだけの人と出会い拘わっていくのだろう。

今迄本当に数え切れない人と出会ってきた。

人生は出会いだと人は言う。

でも自分にとって本当に大切な人が

一人でなければいけないという事はない。

人間は決して一人では生きられないのだから・・・。


11月2日(金)

何もできない

する術がない

我慢以外の方法が見つからない・・・

こういうことを本当の我慢というのだと思う。


11月1日(木)

悩むと考えるの違い

悩むとはああすれば良かった

それとも・・・等と

後悔する事。

考えるとは今の状況を弁えて

これからのことを思う事。

もしそうなら

私は悩んだのではなく考えたのだ。