ドミナント犬を育てる
ドミナン犬とのかかわりのエピソードを紹介します
エピソード1
どんな時も冷静でいようと心掛けていたのに、とうとうやってしまった。
ある日チョット目を離した隙にパッチワークの道具袋を持ち出し齧っていた。
中には針が入っているので(もちろんケース入り)「命に関わる!!」と頭に浮かんだ瞬間に切れた。
首根っこをつかみひっくり返しあごを抑えて胸に手をおき眉間にしわを寄せて睨みつけ低い静かなドスのきいた声で「ノー、ゲットオフ」
メイは目をむいて硬直していた。もう一度言うと「ヒーヒー」と鼻を鳴らしながら袋を放した。
「そうオリコウネ」と言ってメイを解放したが目を合わせずウロウロして決して私に近づこうとしない。
下目蓋は赤くめくれて背中の毛も逆立っていていかにも不安そうだった。
メイを見てはじめて冷静に戻った「やっちゃったぁ」と思って反省してももう遅い。
すごくかわいそうなことをしたと反省しつつもこれを無駄にしてはいけない、お互いのためだと自分に言い聞かせてしばらく無視をしていた。
その後よほどのストレスだったのかしばらくの間ぐっすり眠ってしまった。
眠りながらも「ヒーヒー、ウゥー」「チュパチュパ」と夢の中でもなにやら起こっているようだった。
目が覚めるとポーっとした顔をして私の足元へ来てしばらく私の顔を見つめるとポテッと腹ばいになった。
ゴメンナサイのしるしなのだろうと思いなでてやったがなんとも後味が悪い。
今はもういつものメイに戻っている。ご機嫌さんだ。心の傷にならなくて良かった。
ホッとして「まだ赤ちゃんなのにゴメンネ」と心の中で言ったのだった・・・
メイはナイラボーンが大好きでよく齧っている。
特にママやパパの傍で齧っていることが多い。その日もいつものように齧っていた。
パパがお風呂から出てきてメイに話し掛けているとボーンをくわえながらうれしそうにパパの所に行き足元で齧り始めた。
しばらくして突然メイが悲鳴をあげた。「キュゥーンキュィーンヒーヒーヒー」びっくりして飛んでいくとパパの足が齧られていた。
パパはあまりにも痛くて反射的に蹴ってしまったのだ。
大怪我にはならなかったけれどナイラボーンを齧る勢いで足を齧られたらチョットオオ事だ。
メイはそのあとしばらくいじけてポツーンとしていた。
パパは罪悪感でブルーになってメイに許しを請いに行こうとしたのでとめた。
これもメイにはお勉強だ。間違えて齧ったとしても人に怪我をさせるのは絶対いけないことだから・・・
これからは離れたところで齧るように教えていこう。
そしてパパもママもどんなことがあっても殴ったり蹴ったりしないようにしようとあらためて誓い合った出来事だった。
しかし今現在パパは齧られない、ママの手や袖を齧る。これはどうしたものか・・・
それでもママはあえて体罰ではなく日々誉めてしつける方を選ぶ。
「長い目で見てネ」Byメイ と思っているママなのであった。
ドミナントだから特別困っているということはありません。
今の時点でしかいえないけれどラブラドールの場合主従関係などと言う単純なものでは言い表せないような気がします。
自分の事も犬という認識ではなく2本足で歩く犬(人間)に属している親子関係と思っている様です。
よく見ているので、この時はママに従おう。でもこの時はパパというようにもっと細かく判断しているように思います。
服従のポーズもわりと誰にでもしていますが、だからと言って服従心があるとも限らないようです。
ただ自分の要求が通るか試すような事はあります。(飛びついてみる、噛んでみるなどをして自分を主張して要求を通そうとする。)
ドミナントだからこの傾向が強いのかも判りません。
結果として、今は自分のポジションを確認するための学習の時期のような気がします。
ただ、我が家では何が何でも従わせるという考えではなく我が家の都合で自然にルールが決まっている。そんな感じです。
我が家のしつけのポイントとしては
1人の手、ズボンの裾をかまない、飛びつかない。
2テーブルの上には絶対に手を掛けない、乗らない、取らない。
3自分のオモチャ以外は齧らない。
あまり多くを望んでしまうと私たちも大変なのでこの3つのお約束を2人で徹底してしつけていますが、まだまだ未完成です。
訓練としては
1家でも外でもコマンドでトイレが出来る
2どんな時にもハウスが出来る
3どんな所でもシットが出来る。
4どんな所でもダウンが出来る。
5どんな所でもウエイトが出来る。
6どんな所でも何分でもステイが出来る。
7いつでも呼び戻しが出来る。
人間社会で他の人に迷惑を掛けないように、またいつでも一緒にお出かけが出来るようにを目指しています。
今はまだボチボチです。もう少ししたらお遊びがてらパピークラスに出てみようかと思っています。
訓練所に預けるつもりはないです。
ドミナントにも個体差はあると思いますがキチンとしたプロセスを通ってきた健全なワンなら家庭犬としては十分だと思います。
ただお子さんがいる家庭ではどうなのか、判りません。